独居高齢者x若者=異世代ホームシェアって?

2022.10.3福祉コラム

皆さんは、「シェアハウス」とか「ルームシェア」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?


なんとなく、若者が複数人で一緒の家(部屋)に住み、楽しくワイワイ過ごすというイメージがあるのは私だけでしょうか…?



そんな「シェアハウス」「シェアルーム」に今、新しい流れが生まれつつあります。

それは、独居老人と若者が一緒に暮らす、というものです。


異世代ホームシェアに注目。期待される社会背景やメリット・デメリットとは?

住まいのお役立ち情報より


このスタイル、実は独居高齢者問題を解消する方法として、欧米ではかなり以前から行政主導で取り組まれていましたが、日本ではまだまだこれからという状況です。


この高齢者と若者の組み合わせって意外に思えるかも知れませんが、お互いにとってメリットばかりの意外なマッチングとして非常に注目されています。


例えば高齢者側のメリットとしては、防犯上の安心に加え、電球を変えたり、重いものを運んだりという生活面の安心感も大きいでしょう。そういったことも含め、「誰かと一緒に住む安心感」、と言い換えられるかも知れませんね。



ただ、この「異世代ルームシェア」に行政が最も注目し、主導している理由は、それが認知症予防に繋がるという点なんです。


統計的に、同居者がいる高齢者の方が、独居高齢者に比べると認知症やうつ病の率が高い傾向があることがわかっています。

参考文献:健康長寿ネット


「話し相手がいない」「生活面の不安がある」等々が、認知症やうつといった健康面のリスクにつながっているということですね。


その点をこの「異世代ルームシェア」なら解消できるのではないか?

そんな期待が、この新しい流れを産んでいるようです。


では、一方の若者にはどんなメリットがあるのでしょうか?


家賃負担の軽減、帰れば誰かがいるという安心感は、既存のルームシェアでもありますが、実は最も注目を浴びているのが、


「暮らしているだけで社会問題の解決に貢献できること」


なんだそうです!


上述の通り、独居高齢者には健康面のリスクがあり、社会問題として行政が解決に努めています。

家賃も安くなり、家に誰かがいるという安心感もある上に、自分の生活スタイルがそのまま社会問題の解決に貢献できるなんて。


それが、若者が「異世代ルームシェア」に注目するポイントなんですね!


なんだか、日本も捨てたものじゃないなと思うのは私だけでしょうか



日本は少し前まで、三世代が同じ家に暮らすのが当たり前の社会でしたが、この数十年で劇的に核家族化が進み、異世代間のコミュニケーションが極端に減りました。

そんな中で超高齢化社会が進むという、非常に矛盾した?皮肉な?状況が生まれつつあります。


この「異世代ルームシェア」が、そんな社会構造を変えるきっかけになるのではないか?

そんな期待をしてしまいますね♪


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