【就活コラム】意外とカンタン?自己分析①
2019.9.3就活コラム
前回のコラムでは、なぜ自己分析が重要なのか?やらないとどんなリスクがあるのか?をお伝えしました。
今回はいよいよ、自己分析の具体的な方法をお伝えします。
と言っても、ここでお伝えるす方法は意外とカンタンです。
もしかしたら他で言われる方法とは違うかも知れませんが、経験上、コレがベストと思うので、ぜひこの通りにやってみて下さい♪
自己分析はズバリ、以下4つのステップでやりましょう!
ステップ1:以下3つの経験を思い出す
1.とても嬉しかった経験
2.とても悲しかった経験
3.とても頑張った経験
ステップ2:それぞれの経験から何を学んだか?
ステップ3:それぞれの経験を通じて、心にどんな変化や成長があったか?
ステップ4:以下を分析
1.どんなことに喜び、やりがいを感じるか?
2.困難や課題に対してどんな行動を取るか?
3.自分の強み(もしくは弱み)とは?
以上です!ね、カンタンでしょ?
カンタンですが、これをしっかりやる事で自分がよく見えてきます。
それが会社選びに直結し、行きたい会社からの内定にも繋がります。
ステップ1からくわしく説明しますので、それぞれしっかりと取り組んで下さいね!
ステップ1:以下3つの経験を思い出す
1.とても嬉しかった経験
2.とても悲しかった経験
3.とても頑張った経験
(1)なぜこんな経験を思い出すの?
自分を知るには、自分の原体験を知る必要があります。原体験とは、自分の価値観、やりたいこと(=方向性)等、自分という人間を決定づける大きなきっかけになった出来事を言います。そしてほとんどの場合、原体験になるのは上記1〜3のような、自分の感情が大きく動いたり、何かに一生懸命打ち込んだ出来事なんです。部活、サークル、バイト、ゼミ、ボランティア、留学etc…なんでもOK!人によって何が原体験になるかは違うので、自分にとっての原体験を見つけましょう。
(2)出来るだけ強烈な経験を!
ここで思い出す経験は、強烈であればあるほど良いです。ちょっと嬉しかった、ちょっと悲しかった、ちょっと頑張った、では原体験になりません。自分にとって最も強烈だった経験を思い出して下さい。
(3)「嬉しかった経験」「悲しかった経験」を具体的に言うと?
嬉しい、悲しい経験は、以下のように言い換えると思い出しやすいと思います。
1.嬉しかった事=うまくいった事、やり遂げた事、思わずガッツポーズした経験、思わず雄叫びをあげて喜んだ経験etc…
2.悲しかった事=うまくいかなかった事、辛かった事、苦しかった事、号泣した経験etc…
そういう経験は誰にでもあるはずです。もし「そんなの無いよ〜」と思っても必ずあるはずなので、見つかるまで過去を振り返って下さい。
(4)できれば最近の出来事から見つけよう!
思い出す順番は「現在」→「過去」が鉄則です。昔から思い出しても良いのですが、「昔はそうだったけど今は違う」という事も多いのではないでしょうか。自己分析ではあなたの「今」を見つける事が大事なので、まずは大学4年間、見つからなければ高校3年間、見つからなければ中学….のような感じで、「今」から「過去」にさかのぼりましょう。ただし、ここで重要なのは原体験の「時期」より「自分の今を決定づけているかどうか?」なので、結果的に原体験が幼少の頃の出来事だったとしても全く問題ありません!
(5)それぞれ複数の原体験を!
嬉しい事、悲しい事、頑張った事、それぞれ一つだけじゃないと思います。一通り思い出したら、2つ目、3つ目と、出せるだけ出してみて下さい。そうする事で、自分をより正確に、立体的に分析する事が出来ますからね。
(6)他人と比べる必要なし!
よく「こんな悲しみ(喜び)、他の人に比べたらどうってことないし…」なんて言う人がいますが、他人と比べる必要全く無し!自己分析は、自分を知る作業。人に言う必要も、見せる必要もないし、自分を偽っても意味がありません。他人と比較せずとことん自分に問いかけて、自分を理解しましょう!
以上、ステップ1は原体験を見つけるための作業でした。
ステップ2では、その原体験から何を学んだかを分析し、ステップ3ではその原体験によって自分に起こった変化や成長を分析します。
どんどん「自分」という人間に迫っていきますので、次回のコラムもお楽しみに!
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